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アキラ AKIRAの眼のネタバレレビュー・内容・結末

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

平成最後の日、劇場にて重低音ウーハー上映で鑑賞。
幼少の頃からずっと劣等感を抱えて育った鉄雄が超能力を手に入れてしまい暴走し、自らのせいで大切な人まで失ってしまうところは悲しきモンスターという感じで切なかった。

あと金田と鉄雄の関係性…
お互い殺意を持って戦うけど肝心なところでは殺せないし、助けようとする。
鉄雄がどんな姿になろうともこれまで通り下に見た発言をする金田の様子にある種の支配欲と独占欲を感じた。そして鉄雄は鉄雄で、金田に対して劣等感と憧れを抱いている。そんな2人の青臭い関係にちょっと泣けてしまった。

ちゃんと原作から読んでみようかな。
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