何十年かぶりに観ました。
前回観たのも映画館ではなく、確か夜中にテレビで放送されていたものだったし、未だに一番覚えているシーンはキヨコが「アキラくん……」とか言ってたり、鉄雄の彼女のカオリが襲われるシーンで殴られてビックリするほどブスに描かれてかわいそうと思ったりなど、ファンの方からすると「ちょっとなんでそこ！？」と言われるようなシーンのウロ覚え状態。（申し訳ない）
今回、Netflixで発見したので、もう1度観直しました。
これを80年代に作っていたのかと思うと本当にすごい。
今見ても全く古く感じないですね。
この頃の作品は、やっぱり作り手が学生運動とか戦争などの実際の戦闘を見る機会があったせいか、戦闘シーンがとてもリアルで「本当にこういった世界になってしまうかもしれない」という恐怖を感じてしまいました。
私自身、学生運動をやっていたわけじゃないんですが、70年代生まれとしては今よりももっと身近だったわけです。（そういった作品も多かった気がする）
今のアニメーションはとても美しいけれどもどこかゲームっぽい感じがしてあまり現実的なものとして捉えていなかったので、そう感じたのかも。
とにかく金田がカッコ良く、作品の素晴らしさと、「ああ！このシーン覚えてる！」という懐かしさで忙しい2時間でした。
もう一回ゆっくり観たいです。
そして、何度も買おうと思いつつ買っていなかった原作本が欲しいのですが、どこにもなくて、ネットでも価格は高騰……。
このご時世でなければ、原作漫画を持っている友人に借りに行きたいくらいです。（今は我慢）
