hamawwo

アキラ AKIRAのhamawwoのレビュー・感想・評価

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)
4.0
‪AKIRA。普及の名作を初見で4Kリマスター版IMAXという贅沢さ。音えげつない。音楽が手作りすぎて良すぎってか不気味。気持ち悪いけど、終わってみると若干の清々しさを覚える。これを良いっていうのはなかなかの映画好きじゃないと難しそう。小さい時に見ていたらトラウマになりそうだなと思いました。‬

**********

2020年になり初めての映画館での鑑賞は、コロナ低減時。
なお最近、私の趣味は映画「鑑賞」ではなく、映画「レビュー」と言うようにしているため、まぁそれにブレているわけではない。

【元劇場スタッフとしての雑感】
お客としては静かで有意義、スタッフとしては新たなオペレーションを少数で行うためやや大変そう。

入り口ではサーモグラフィーで自動体温計測、
チケットのQRコードをかざして入場、
座席の両隣には人はおらず、
土曜の昼にもかかわらず動員も30人程度。
もちろん私語がほとんどない。最高ね。
新しい生活様式での映画鑑賞ってこんな感じなのかな。
とりあえず、空いてる時はフロア掃除ではなくアルコール除菌、お客さん少ないからスタッフも少数と、スタッフのオペレーションが大変そうだなと思った。

趣味を映画レビューとしている身としては、
映画館で映画を見ることができること自体のありがたみを感じた。

【名作の胸糞良さ】
さて。デジタルリマスター版。
音、ドーーーン。

事前情報は、ものすごい本作を好きな映画友人がいること、スピルバーグがファンでレディプレイヤー1でオマージュしてることくらい。
あとは、EXILE AKIRA、および私の父の名前がアキラ。

さて。一言で言うと、胸糞良い。‬
哲学すぎやしませんか。怖い。不気味。この時期に見る意味がありすぎる。何かの宗教を聞いた感じ。東京五輪、緊急事態宣言、いや凄すぎでしょ。
色んな気持ちや現象や抽象的概念を、アニメで描くことに感動。宇宙、心の中の感情。
言葉の少なさで、ストーリーを理解するには個人的には難解だと思う。

テツオも被害者、何が正義で何が悪か。
だいたいこういう時って科学者の純粋感と対立しがち。私はそういう無垢な好奇心、嫌いじゃないむしろ好き。

鑑後感は東京ゴッドファーザーズ、2001年宇宙の旅。
途中はもののけ姫、エヴァ(未見)、シン・ゴジラを彷彿とさせるような。あるいは、ルパンのマモー。
色んなアニメが影響受けてそうだなぁ。

TENETの予告編IMAX Ver.の段階から、間違いなくIMAXで見ようと誓った。

**********

ネオ東京

追記**********

あ、パプリカか〜
hamawwo

hamawwo