矢吹

天使の涙の矢吹のレビュー・感想・評価

天使の涙(1995年製作の映画)
4.0
堕落天使。

お洒落なのは、カメラワークの揺れとカットの走り方と音楽の相性。
ダイアローグの切なさ。
言葉にしない言葉の重み。

この暖かさは今、永遠。

賞味期限切れのパインを食べた233番。
賞味期限切れを待つ男、恋愛はいかなるものか。
初恋の相手には気づかれず。
変わる人と変わらない人がいる。
再開できるのは嬉しい。

スローと流しっぱなしと
みんなのテーマソング。

彼と一つになれる気がする。

男女のすれ違い。大いなるすれ違い。
街行く人の誰かと親友になれるかもしれない。

金髪レオンを探して、無茶苦茶な人たち。
殺し屋の流儀。

ビデオカメラの映像。
誰かのために残せる話。

保険を買っても誰にも残せない。
人生にパートナーは必要。なんだろうな。
俺のはそんなことないよって人生なのかな。
君に僕は通過点。僕に君は最後かもしれないけど。

子供のような世界で遊ぶ大人たち。こうやって生きてる場所があるなら、今すぐにでも行きたいけど、辿り着けないかもしれない。

距離感、店になれる。いつまでいてくれるのだろうか。
感情や言葉は持ち込まないほうがいいのか。
それでも残った映像は泣けるねえ。
面白い。
矢吹

矢吹