パドゥ

告発のときのパドゥのネタバレレビュー・内容・結末

告発のとき(2007年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これは最後の淡々とマイクを殺したことをなんの感情の動揺も見せずに語るところが山場。
あそこに強い反戦の思いが凝縮されていた。
お腹空いてたから、死体を埋めずにバラバラにしたっていう異常さを本人は全く気づいていないし、それを聞いてる人たちを驚愕させてることにも気づかなくなっている。
感情をあらわにすることはほぼないのに、トミー・リー・ジョーンズ演じる父の気持ちは伝わる。だけど、感情を言語化することはほぼない。

あの状況でも表面上は冷静でいられる彼も元軍人で、感情が少し麻痺してるのかと思った。
パドゥ

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