自分のクローンができたら、どうなるだろう?という話。
この物語では、仕事に忙殺されているので、それを手伝ってもらうためにクローンを作ることに。
電子レンジで冷凍食品を温めるかのようなライトな表現に笑ったw
この時点で、この映画はマジメに観てはいけないな、と解釈。
クローンだとしても、性格が全然違う。
クローンって考え方も一緒なのでは?と思っていたけど、たしかに体験により受ける影響は変わってくるから、見た目は一緒でも違う人間ってのになるのかも。
そうすると、3つ子、4つ子みたいなそういう解釈もできますね。
これを観て思ったのは、自分という人生は変わりはできないということ。
同じ時間、同じ経験をすることはできないので、結局経験できるはずだった時間を知ってしまうことで、人生を損してしまうことになってしまうんだなと。
自分がどんなことに時間を使い、どんな経験を積み、どんな人間関係を育みたいのか。
人生このままでいいのか?と思ったら、自分を見つめ直すことが必要ですね。
さてさて映画としてはコメディーなので、科学的なこととか、哲学的なこととかは何もありません。
クローンが4人に増え、4人目はクローンからのクローンで、知恵遅れな感じに。
クローンと妻との間に子どもができたらどうなるんだろう?という描写も出てきますが、特に触れず。。
そもそもクローン技術を提供した科学者は、クローン作った後全然出てこない。
要はこの映画は単なるドタバタで、ストーリーはザルザルなので、そのドタバタを見るコントというのが正しいですね。
監督がハロルド・ライミス!
なんか名前聞いたことあるな〜と思ったら、ゴースト・バスターズの人でした!!
2014年に亡くなられてるんですねー。
知らなかった。。