片腕ファルコン

愛を読むひとの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
2.7
『きみに読む物語』に引っ張られて、またそっち系の生ぬるいやつかと思ったら全然違った…!

前半の設定は非常に羨ましい。少年が近所にお姉さんとあんな事になったら人生がガラっと変わっていたでしょう。ましてやケイト・ウィンスレットが近所のお姉さんですよ。

途中からホロコーストの裁判の展開になり、ケイト・ウィンスレットがいつもエッチする前に朗読をせがんできた理由が分かってきてます。

もうこっからはエロい目でケイトさんを見てる場合じゃなくなってきます。正座して見てましたよ。

プライドを突き通す姿勢、悪くはないんですが…そこまでの共感というか納得できるものではありませんでしたよ。

最後も感動というよりも後味が悪く、あまり好みのタイプの映画ではありませんでした。

前半の流れにそって『髪結いの亭主』みたいな話だったら良かったのに。。