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愛を読むひとのmoviERのネタバレレビュー・内容・結末

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

文字を認識できず、
おそらく学びの機会を逃した人は
こうも感覚的に生きてしまうのか…

仕事も限られ、それを忠実に実行し、
人を死に追いやってしまう。
法定で嘘も打算もなく正直に証言し、
自分のプライドだけは守りぬき、
淡々と法の裁きを受け入れる。

自己流で読み書きを学び
知識を得てからの彼女の生き様が悲しい。
良識人に近づいたゆえの
ある意味、誠実過ぎる最期だった。

それに習い、
ようやく過去と向き合う準備のできたマイケル。

ただのラブストーリーでない、深い話でした。
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