Mimi

愛を読むひとのMimiのネタバレレビュー・内容・結末

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

愛って過ごした長さやお互いの立場の釣り合いとか、そういったものは関係ないのかもしれないなぁ…と思った。
彼にとっては彼女の存在は大きく、彼女のことを理解しようとしていたし、だからこそ、仕事を辞めざるをえなくなったこと、その結果、選んだ新しい仕事が元となり裁判の被告にされ、また、濡れ衣を着せられる。
彼は、彼女が隠している文字が読めないことに気がついていたが、公にしない。
判決に影響が出る(減刑される)可能性があるのに…
それは、彼女のプライドを守るため
深い愛だと思う。
そして、本を好きな彼女のために、音声テープを送る。
愛を読む。
彼との再会…切なかったなぁ
荒れた手を隠したり。
そして、自殺。
私もそうするかも…と思ってしまった。
これも彼女の生きるためのプライド。

その後の彼がとった行動はよく理解できなかったな。

人間臭さをジワジワと伝えてくる映画です。
Mimi

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