こてつママ

愛を読むひとのこてつママのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
3.0
これは若い頃に観たら途中で
止めてたと思う

ケイト・ウィンスレットが生々しく
いやらしい

36歳と15歳

まだあどけなさが残る男の子にとって
艶かしい熟女はどう写るのか

勿論知ってしまった蜜の味は
忘れられないに違いない

そんな甘い感覚だった

彼女の戦時中の罪を問われる裁判が
行われるまでは…

私は吹き替えでしか観れなかったから
どうなんだろう?
字幕だったらもっと彼女の苦悩が読み取れたかもしれない

精一杯のプライドを貫くしかない
彼女の決心

あの少年もその事に気付くが
見守るしか出来ない

矛盾する内容もあるけど

手紙のやり取りをしている彼女の表情は
輝いていた

いい年になっても
忘れられないものなんだな

いつまでも男と女

最後の最後に彼女の複雑な愛を感じた

一生彼の胸の中にしまっておいてほしかった
こてつママ

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