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愛を読むひとのbのレビュー・感想・評価

愛を読むひと(2008年製作の映画)
4.9
儚く美しく霞んだ先をつかむような
そんなお話だった
タイタニックの陶器肌な少女ケイトウィンスレットとは違い、苦しみを生き抜いてきた大人の魅力を放った女性
少年と共にその美しさを手に取るように感じれた、2人の愛を育む日課がコミュニケーションのように、芽を育ててるようなそんな慈しみがあった
その愛しさの前半をバックに予想外の展開がまた切なさを増幅させた

2人の年齢は親子のように離れ、長い間すれ違い合ってたが、少年の苦渋の決断と大人になってまた支えになるように、全ての行動がその女性の愛情で満ちていて恋愛感情としてではなく人の深い愛を見たように思った
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