ハンナに他の生き方はありえなかったすね。
前半の、少年のワクワクそわそわしてる気持ちも切ないなと思うし、ハンナもほんとに楽しかったんだろうなというのが伝わってきて、いい感じにこそばかった。
だから後半になって、文盲であることを隠し通そうとしてきた女性が、文字を覚えた時から自分の命を絶ってしまうまでの流れがなんとも悲しくて悲しくて…。
決して許されるべきではないホロコーストの描き方て、色んな側面があるのだなとしみじみ感じました。
しかし、ケイト・ウィンスレットはこういう役が合うね。
『いつか晴れた日に』『タイタニック』と美人女優の王道みたいな映画に出てても、そら美しいし似合ってたけど、多分こっちとか『レボリューショナリー・ロード』の方が本人に合うてると思う。