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デビルのswansongのレビュー・感想・評価

デビル(2010年製作の映画)
3.9
え?オチが読める?
そんなこと、 どーでもええやん!
("⌒∇⌒")

シャマラン師匠、 「アメリカン・カンフーくん」なんかやめといて、 こっちの監督をやっとけばよかったのに… (笑)
だってこれ、 「ヴィレッジ」や「レディ・イン・ザ・ウォーター」よりも面白かったもの。

「トワイライトゾーン」のよくできた1エピソードみたいなタイトな逸品ですね♪
ラストシーンに「朝陽に向かって走り去るクルマのショット」と「ロッド・サーリング風のナレーション」 がほしかったな。ww

空撮を天地逆さまにしたオープニングの映像からぐいぐい引き込まれましたよ。
休む間もなくどんどん話が進んでいくスピード感が心地よいし、 「一大事が起きてる感」を煽りまくる劇伴もいいなあ。

私、こういう「低予算を逆手にとった密室劇」が昔から好きであります。

高度3000フィートで宙吊りになったロープウェイに偶然乗り合わせた複数の男女が繰り広げる人間ドラマが面白い 「恐怖のロープウェイ脱出」。

雪に閉ざされた無人の研究施設に閉じ込められたふたりの科学者が何者かに執拗に襲われ、 やがて互いを疑い始める 「白い恐怖」。
(ヒッチコックじゃない方)

高層ビルに突き刺さっていつ落下するかわからない小型機から決死の脱出を試みる「エアプレーン 超高層ビル激突」。

赤ん坊を含む4人の登場人物を乗せたクルマが故障して、 90分間ひたすら暴走し続ける 「ランナウェイ・カー」 …

どれもこれも見た目はなかなか貧相だけど、B級好きにはたまらない逸品でした。


ところでシャマラン師匠、最新作の「スプリット」を楽しみにしてますよ♪
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