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デビルのrollinのレビュー・感想・評価

デビル(2010年製作の映画)
4.0
世界最小のお化け屋敷に閉じ込められた5人の“一般市民”と、その様子をモニターで追いながら実況中継する刑事VSオカルト信奉者、という構造が面白すぎる良作。
Filmarksの点数なんか気にすんな!!

徐々に明らかになっていくユージュアル・サスペクツたちの背景や、コンパクト且つテンポの良い展開で、お茶漬けのようにさらっとイケる。
マーフィーの法則がこうも連続コンボで決まってしまったら、最早悪魔の仕業にするしかないのが人間の辛いところ。

モニター室の声は届くけどエレベーター内の声は届かない、超常現象がエレベーター内限定で照明が落ちた時にのみ起こるなど、実は設定がよく練られてる。狭所での撮影や編集も何気にテクニカル。

あくまで現実的な事件として捜査をしていく主人公と、悪魔に身を委ねるマイケル・ペーニャみたいな警備員。そして悪魔の手を借りて主人公の内的欲求へと帰結する脚本が素晴らしい。逆にもっと欲しがっちゃうくらい完成度抜群!!
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