じょにー

デビルのじょにーのレビュー・感想・評価

デビル(2010年製作の映画)
4.2
デビルかあ〜安直なタイトルやけど、、、と思いながら見てみたら、最後まで引きつけられる良作でした!

エレベーターでの密室サスペンスであり、オカルトみを醸しながら人間の心を素手で鷲掴みしてくるようなバランスが良い。

しかし振り返ってみるとまあそうなるよねということしか起こってないのが意外!面白いな。笑
ワンシチュエーションものかと思ってたらエレベーター内外の進行の切り替わり/繋げ方や脅かしのタイミングが抜群で、ずっと集中して見てられた。
ホラー寄りの演出や見る側へのストレスの与え方のうまさは楽しかったし、伝えたいメッセージを思い切り伝えて収束させる直球に感動しちゃった。サスペンスのくせに!そこが好きです。

でも最後の最後があっさりしてたのが残念。その一言をもっと練りに練ってほしかったと思いモヤモヤ。逆に言えばちゃんと結論付けて終わるのはスッキリなんですが。

あと、しっかり者だったはずのあの人がなぜか急に余りにも迂闊。笑
サスペンスの宿命か、それとも悪魔の仕業か、、、。
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