内容はほとんど頭から流れ出た。面白いのは表現の形式。映画であり、本であり、音楽であり、絵画であり、物語であり、そのいずれでもあるような映画。映画はなんでも詰め込める表現メディアだと感じさせられる。言…
>>続きを読むゴダール監督の物語の無い映画。
ロベール・ブレッソン監督のロバ映画『バルタザールどこへ行く』でデビューした、アンヌ・ヴィアゼムスキーが主演。作品完成直後にゴダール監督の奥方になっているが、殆ど笑いも…
このレビューはネタバレを含みます
フランスの学生たちが毛沢東主義に傾倒っていう設定だけで大分面白いし、小難しい言葉とか政治用語がふんだんに使われてて、議論してるようでしてないところも、いちいち配色がおしゃれなのも個人的に好き
文化大…
中華人民共和国で文化大革命が起きていた1967年夏のパリ。女子大生ヴェロニク(アンヌ・ヴァアゼムスキー)ら5人の若者は、親の不在にマルクス・レーニン主義の学習をし、北京放送を聴くに従い、メンバーは毛…
>>続きを読むブルジョワ大学生達な合宿の中で毛沢東主義にハマっていき、最後には大学でのテロを計画し始めるという話。当時のベトナム戦争や中国での文化大革命を背景にアメリカの帝国主義、ロシアの修正主義を揶揄し、次いで…
>>続きを読むLa Chinoise, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont / Ciné-Mag Bodard / Roissy Films / M. Nicolas Lebovici.GE - EURO INTERNATIONAL FILMS, S.p.A.