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エターナル・サンシャインのnzのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
5.0
セリフ無くしても、表情から理解できる映画。そう言い切れる程に、登場人物の表情表現が素晴らしかったです。

「始めあるものは必ず終わりあり」
恋愛においても、通づるものがあると思いますが、「その時共有した二人の記憶」は良かれ悪しかれ残っていくものだと思います。本作は、恋人にのみ見れる一瞬一瞬の表情が丁寧に映し出され、表情がつくる記憶の描き方に圧倒的魅力を感じました。

寒色系の色彩表現と、落ち着いた音楽、ジョエルとクレメンタインの二人の表情の魅せ方全てが美しく、特に、氷の上で手を繋ぎ、肩を寄せ合い空を見上げるシーンは、二人の幸福感の全てが理解できたような感覚になりました。

繰り返し観たいと思える映画でした。
文章まとまって無いですが、随時修正したいと思います。
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