意外と恋人と結ばれるきっかけなんてどうでもいいことだったり、別れちゃう理由も劇中で彼女が話すように他人からするとよくわかんないことだったりして。
仮に実際に記憶を消せるとして、恋人との最悪な最後を忘れられる代償がその人との幸せな思い出も消えることだとしたら、やっぱ「それ違くね?」って思うよーな。
終盤その恋の結末がわかってて、それでも「Okay」と笑って返すジムキャリーが最高。そこにはその後の絶望に対する悲しさっていうよりもポジティブさしかなくて、なんだかグッときた。
その時その時瞬間瞬間でしかないことでも、すっごく大切なことを思い出させてくれる映画のよーな。