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エターナル・サンシャインのめるのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.4
幸せは無垢な心に宿る
忘却は許すこと
太陽の光に導かれ
陰りなき祈りは運命を動かす


おもしろいジム・キャリーと面白そうなあらすじに惹かれて鑑賞しました。

ジム・キャリーっていつもいつも面白い表情で笑わせてくれるので、この映画ではどんなジム・キャリーを見せてくれるのかわくわくしていましたが…

その切ない表情はなんなの!?
こちらまでつられて泣いてしまう…!

今まではジム・キャリーのよく動く表情にたっくさん笑わせてもらったのに、この映画では切なさと悲しさを表した繊細な表情をしていてびっくりしました。今まで私が出会ってきたジム・キャリーとまるっきり違っていて、本当にこれはジム・キャリーなのだろうかと疑った。いつもは「冴えないけど面白い男」なのに今回はそこから面白いを引いたかんじ。でも、いくつか笑えるシーンもあって「あ、いつものジム・キャリーだ」と安心しました(笑)

コメディー顔だけじゃなくてロマンス顔もできたのねっていう…
面白い顔をするとすごく笑わされるのに、切ない顏をするとすごく繊細で泣かされる。極端。これぞ表情筋マジック。

あと、ケイト・ウィンスレットも『タイタニック』のローズと全然違ったのに違和感がなくて良かったです。

ストーリーは面白かったけれど、時系列とか記憶の世界とかいろいろややこしくて難しかった…
パッケージからストーリーを想像したらもっとキラキラした映画だと思っていたのに、むしろ彼女との不幸な思い出のほうがたくさん出てきて思っていたのと違いましたが面白かったです。(解説を読みにいこうかな~。)


キルスティン・ダンストが可愛くて美しくてひとりでキャーキャーしながら見ていました☆
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