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エターナル・サンシャインのyayuyoのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
4.0
Bjorkが昔から好きで彼女のMVもたまに見るんだけど、その中でも1996年リリースの「Hyperballad」は特にお気に入り。(今見ると多少古くは感じますが…)
そのMVを手掛けたのが今作の監督でもあるミシェル・ゴンドリー。あの独特の世界観を味わいたくて、今回やっと鑑賞。

お互いに恋人との辛い思い出を消して新たな人生をスタートさせようとするのだけど、
人間やっぱり本質的に好きなタイプというか、求めるのは同じ人なのかなー。
私がもし記憶をなくしたら…
色々考えたけど、なんだかんだ同じ人を選びそうだな。
人間、経験から学ぶことが多いわけで、若い頃の事なんて今思い出すと恥ずかしすぎるんだけど、
今作に出てくる人達のように過去を忘れちゃうと成長しないしまた同じ失敗もしちゃうよね。
辛い事に目を背けずに前へ進まないとな…

ケイトのぶっ飛んだ役柄は彼女本来のキャラとイマイチ合ってない気がするけど
(どう見ても髪をカラフルに染め上げ衝動的な言動をとる人には見えない…)
演技力がある女優さんなので形になってるのはさすが。
ジム・キャリーはコメディのイメージだったので、大人しいキャラでびっくりしたけど、意外としっくり。
ミシェル・ゴンドリーの世界観を堪能できる映像効果や
見終わった後にもう一度鑑賞したくなる脚本も素晴らしい。
好みが分かれそうな映画だけど、私はかなり好き。
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