前々から気になってはいたこちらの作品。Netflixで見つけた為鑑賞しました。
全くなにも考えずに恋愛映画ということしか念頭に置いてなかった為、まさかこんな難しい話だとは思いもしなかった。
バレンタイン寸前に揉め事を起こしてしまい別れてしまったジョエルとクレメンタイン。ジョエルはよりを戻そうとプレゼントを持って行き試みるも、彼女は喧嘩をキッカケにジョエルとの思い出を全部消して、人生をやり直そうと記憶除去手術を施工済みであった。そのため、彼のことはこれっぽっちも記憶にない。
ジョエルは、その事実にひどく傷つきクレメンタインが受けた手術を受けようと決意する。しかし、ジョエルは手術で彼女との記憶を掘り起こされていくうちに、やっぱり消されたくない、彼女が好きだと抵抗をし始める。
ジョエルは記憶を消される前に戻ることができるのか。そして、クレメンタインとまたよりを戻せるのか。結末は如何に…？
単刀直入に難しい。もっとストレートにラブラブなカップルの話だと思ったのに…。時系列はバラバラに散りばめられ、記憶をいったりきたり。前半は全く意味がわからなかった。でも、結果いい話でしたし、再鑑賞したらもっと面白いって感じれるのだと思います。
この作品で印象的なのはやはりジム・キャリー。ギャグ担当ってイメージが強すぎるため、こんな真面目でシャイな男性役なんて失礼になるかもしれないが、想像ができなかった。しかし、一切違和感もなかったしすごい合ってました。子供時代に飛んだ時の机の下のシーンは笑いました(笑) さすがです。
あと、ジム・キャリーをはじめとする豪華俳優陣。ヒロインのクレメンタインを演じるケイト・ウィンスレットは名作『タイタニック』に出演してますし、メアリーを演じるキルスティン・ダンストは『スパイダーマン』シリーズでヒロインのMJを演じてます。そして、マーク・ラファロは言わずと知れたあの緑の怪人で有名ですね。
とにかく、キラキラ美しい恋愛ストーリーとは違うんだけども、そのストーリーがこの作品の魅力となってると思います。
最後に、一度記憶をなくして別れた二人でも、運命の人ならばもう一度巡り会う。美しすぎる物語であったと思います。時間がある時また見直そ！
