ヤスヤス

エターナル・サンシャインのヤスヤスのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.9
ストーリーのほとんどが主人公の記憶の中で展開するというところが斬新で、設定の勝利と言える。欲を言えばもう一捻り欲しいところ。
ジム・キャリーの抑制された演技が新鮮だが、それでも所々で表情や仕草に漏れ出てしまうジム・キャリー成分の強さが可笑しい。
鑑賞後の感想として、いくら記憶を消去しようとも、人が魅力を感じるタイプは不変ということではなく、結局、人は同じ過ちを繰り返すということ。
それにしても、誰しも消してしまいたい記憶の一つや二つはあると思うが、徹底して杜撰な仕事ぶりに終始するラクーア社だけには任せたくないと思う。
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