抹茶マラカス

エターナル・サンシャインの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)
3.3
記憶に関する話だが、トータル・リコールのようなアクションや陰謀ネタにせずに恋愛モノにする姿勢と脚本は良くできてると思う。
ただ、ジョエルの記憶の中で一緒に消えないように逃げてくれるクレメンタインはジョエルの中のクレメンタインであって本人ではない。ジョエルはクレメンタインが何故記憶を消したのか、を考える事なく記憶の中のクレメンタインと歴史修正的に過ごしていく。これって結局またうまくいかないんじゃないだろうか。
あと、作業中にふざけ倒してる記憶を扱う会社連中のドラマを見せられてもイライラしかないっす。