メル

追いつめられてのメルのレビュー・感想・評価

追いつめられて(1987年製作の映画)
3.8
「 No Way Out 」 出口無し!
☆ でも僕は表からしか出て行かないよ ☆

舞台はペンタゴン。
国防長官の愛人が殺された。
その直前まで行動を共にしていたと思われる犯人探しを命じられた海軍中佐トム・ファレル ( ケビン・コスナー )

しかし、彼女が殺される寸前まで一緒に行動していたのはトム本人だった。
容疑者にされている自分を自分が探し出す役目…という可笑しな関係図。

20年以上も前に観た作品を改めて鑑賞。
ファッションやコンピュータ等色々な所にレトロ感はあるが、ケビン・コスナーの制服姿は( 女性にとって? )やっぱりめちゃくちゃカッコイイ!

捜査の過程でポイントとなるのがポラロイドの画像解明。
画像がはっきりと写し出される前に何とか真犯人の証拠を見つけないと…。

最初の場面が何を意味するか…それは最後の最後に解明される。

1987年の作品でソ連のスパイを持ち出すのは、一辺倒でちょっと迫力に欠けるかな。

長官の秘書スコット( ウィル・パットン ) の感情のこじらせ具合が中々見もの。 居るよね〜〜こんな人!

若きケビン・コスナーが海軍の制服で走り回るのを見たい方にはお勧め(笑)
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