Kurita

酔いどれ天使のKuritaのレビュー・感想・評価

酔いどれ天使(1948年製作の映画)
4.0
とにかく、三船敏郎が美しい。
主演デビュー作にして、画面に映っているだけですべてを惹きつける魅力が炸裂しています。

陰鬱とする救いのない物語の中でも
水の流れと風の流れが意味を持って入るのが気持ちよかったし、
三面鏡に映し出される決闘シーンには、前年公開の"上海からきた女"から"燃えよドラゴン"へと受け継がれていくフォトジェニックな殺し合いの系譜を感じ取れました。

ラストシーン、自我を押し出しながら爽快感で締める初期黒澤明の完成形。
初見でしたが素晴らしく面白かったです。