50年代ハリウッドのUFO襲来モノＳＦ。
世界中で空飛ぶ円盤の目撃情報が多発！人工衛星も落とされまくる。
（といってもアメリカだけしか映らない）
科学者のマーヴィン博士と妻も遭遇。
劇中の台詞でも言われているが、大気圏外への有人飛行がまだだった時代だ。ガガーリンよりも前。当時、いかに宇宙に出ることが壮大な夢だったかがわかる。
そしてロケット打ち上げの日にUFOが着陸。軍隊と交戦するも圧倒される。
この宇宙人がまた良い。間接が蛇腹になっててまるでジャイアントロボみたいだ（逆か）
でも肘が無いんだよな。これが又不思議なデザインだ。のっぺらぼうな頭部も愛らしい。
マーヴィン博士らはUFOに乗るも、妻の父が陸軍将校で円盤にとらわれ操られる。
これはまさに洗脳の恐怖。いわゆる共産主義への恐怖に他ならないね。
そしてUFOによる破壊が行われる。この特撮に我らがレイ・ハリーハウゼン！破壊されたビルの破片が落ちるのもわざわざストップモーションアニメなんだよな。この拘りよう！
宇宙人のヘルメットの研究で、翻訳機等を鹵獲。そして人類の超兵器で逆襲だぜ！
冷戦構造下での宇宙開発に空想が目一杯詰まった良策！
