シロー

沖縄の民のシローのレビュー・感想・評価

沖縄の民(1956年製作の映画)
3.2
沖縄戦をその渦中で生きた市民の視点から描いた作品。

投降を呼びかける学生兵の言葉に一縷の光を感じだような気がする。頑なに拒んで捕虜になるなら自決を選ぶってことも多い中で、生きて再興することを選ぶのは複雑な心情だと思う。戦後76年経って、いまの日本は彼らの望んだような平和な世の中にあるだろうか? 心からの平和への祈りは絶えない。
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