GAMAKO

血と骨のGAMAKOのレビュー・感想・評価

血と骨(2004年製作の映画)
3.7
特徴__________________

北朝鮮から出稼ぎにきた金俊平。
彼の自己中で暴力的な性格に人生を狂わされた
一家の物語
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やはり、北野武は凄い。

なんだこの、地獄みたいな人間ドラマ!
嫌なシーンしかない!
でもそんな極力目を背けたい場面が全部抜け目なくて、
潔すぎてもはやカッコいいと思ってしまう。

怒鳴り散らすシーンはさすがの迫力なので、
普通にホラー映画見るより精神削られます。
あと解剖シーンも個人的にしんどかったのでシャットアウト…。
⚠️見る際は色々と気を付けてください。

どんな人間でも、
誰かが産まれる“喜び”、
誰かが死ぬ“悲しみ”は持っていて、
俊平が見せるほんのちょっっっとの愛情が
物凄ーく尊く感じたりするのが、
武さんの作品らしいです。

ラストシーンは悔しくも切ない気持ちになってしまいました。

この年代の映画全般に当てはまるかもしれないけど、音声聞きづらいのに加えて言語も混じってるから字幕欲しかった…
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