このレビューはネタバレを含みます
あらすじやテーマはぼかされて、あくまで雰囲気映画でしたが割りと楽しめました。
音楽、間合い、映像、台詞回しなど全てが世界観のために結集されています。ちょっとやりすぎで、は?ってなるキャラクターの言動が散見されますが、ありじゃないでしょうか。
死んだ夫の注文伝票を~とか、特に「は?」と思ってしまいましたが、それもまたなんとなくおしゃれな雰囲気にくる巻いて進んでいきます。とにかく全てをスタイリッシュにくる巻いて進んでいきます。
印象的なカットが結構あって、それはとても見ていて心地良かったです。
カフェ「鍵」の雰囲気とか、アイスが溶けて流れるブルーベリーパイ、最後のキスシーンなど印象的です。
なんとなく90分の映画なのに、ショートムービーを観たような気持ちになりました。