不幸な出来事が訪れた時、自分だけがこの世界で一人ぼっちのような気になってしまう。
でも誰の人生も甘いばかりじゃないし、それも人生なんだと噛み締めて生きていくしかない。
｢他人は鏡のような存在｣
主人公が他人の悲しみに触れ、自分の人生を重ねて見るように、私もまた主人公達の悲しみに自身を重ねていた。
悲しみは他のどの感情よりも人の心を繋げる力がある。
でも時には誰とも分かち合えなくなるほどの悲しみだってある……。
人生は儚い、それでも何とか前を向いていきたい。
その先で待っててくれる人がいると信じて。
地味ではあるもののオシャレな作品。
ジュード･ロウの表情が甘々。
見るとあなたもブルーベリーパイが食べたくなるはず(笑)
