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洲崎パラダイス 赤信号のshunのレビュー・感想・評価

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)
4.5
風俗街の入り口を舞台に、戦後すぐの日本を生きる人々を描く。
出てくる人皆が生き生きしていて全く飽きずおもしろい映画だった。どうしようもない人もたくさん出てくるけど人間らしくて魅力的。

この結末が向かうのは売春防止法という逃れられぬ事実。物語の続きが気になるけどこの先は見ない方がいいのかもしれないと思った。この生きる力に溢れる街の存在は60年以上経った今、ほとんどの人の記憶にないだろう

蕎麦屋のたまちゃんが好き。もちろん一瞬で芦川いづみのファンになってしまいました。やっぱり自分は準主役のキャラを好きになることが多い気がする。最後彼女は橋の上で何を思ったのか…
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