結構難しいですね....。
内容は、東京でカメラマンとして成功している猛は母の一周忌で帰省する。彼は実家のガソリンスタンドを継いだ独身の兄の稔や、そこで働く幼なじみの智恵子と再会し、3人で近くの渓谷に行くことにする。猛が単独行動している間に、稔と渓谷にかかる吊り橋の上にいた智恵子が転落する......というもの。
兄が智恵子を吊り橋から突き落とした疑惑で、殺人容疑にかけられますが、その真相がラストで明かされるまで、無実か有罪か分からなかったです。特に、兄の真面目で優しい性格が前半占めていたため、後半の性格の変わりようにはびっくりしました😳
優しくて真面目なように見えて、奥底では何を考えているのか分からず、徐々に壊れていく兄を演じた香川照之さんの演技が物凄かったです。こういう一見大人しいキャラに狂気をプラスするのが上手ですよね🤔
個人的に、ラストを見ている人の想像で補完する作品が苦手なので、今作もこれくらいの評価になりましたが、演技という点でみると良かったです。解説サイトなども一周して大体理解できましたが、ちょっと難解な気がしました。皆さんはラストをどのように考えるでしょうか、気になる方はぜひ🤗
