めちゃくちゃサスペンスフルで、光の感じもめちゃくちゃ良かったなあ。
観終わって思い返すとき、いつもどんより曇り空だったように記憶に刻まれた。
いつ雷が落ちてもおかしくないような、いつ土砂降りになるかわからないような。
何かくるぞ?何がくる?
人はわからないことに対して恐怖を覚える。その恐怖をじわじわ、じりじり、ねっとりと与えられる。
何を信じたら良いかわからない。何故か逃げ出したくなる。
気を抜いたら浅はかな考えにすがってしまう。それを兄の最後の笑顔が振り払うような。
こぼしたお酒を拭きながら、自分にお酒がかかる兄。
そのかかったお酒に気づいたら最後。だったのか、、?