オードリー

ゆれるのオードリーのネタバレレビュー・内容・結末

ゆれる(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

人間の映し出し方が半端じゃない 
オダギリジョーと香川照之を主にありえないほど緻密な演技をしていると感じる
言い方ひとつ、表情ひとつ、目線ひとつとっても色々考えちゃう

細かく切り出されるカットも凝らされていてテンポが速い訳ではないが少しも見逃せない

最初の葬儀のシーンから兄弟2人がどんな人でどんな生き方をしてきたのが分かってすごい
地方の小さな町らしい雰囲気がどこか不穏にも感じられる

面会や裁判のシーンもBGMもなしでかなり長回しで撮ってると思われるが圧巻
2人だけでなく登場する人それぞれの感情の込められた目線が印象的だった

最後の笑顔はどんな意味なのか
結局は橋からの声は聞こえても反対の声は聞こえないように一方通行でしかなく、猛の声はほとんど届かず、届いても気持ちは離れていて、流した涙も何も猛の中のドラマでしかないような気がする

メモ(まとまらん)
演技力
話し方 テンポ 声の出し方
表情
地方 町
見せない演出
ミステリー要素

面会室 板 写し

裁判 証言

それぞれの立場感情の目
不和
長回し
音無し

気持ちで変わる事実

兄      弟
束縛     自由
つかむ    ぶれる
   ゆれる橋
   逆転
   罪の意識
   世渡り
兄弟家族の分かること分からないこと
一方通行


企画是枝裕和だったの知らなかった
彼のおかげで作品を制作することができるようになったのであれば1ファンとしても感謝です
オードリー

オードリー