きゃん

ヘアスプレーのきゃんのレビュー・感想・評価

ヘアスプレー(2007年製作の映画)
3.7
黒人差別、身体差別などの差別社会に歌と踊りで明るく訴えている。元気で明るい気持ちになれるミュージカル映画。

主人公のトレーシーがとにかく明るい。周りの人を幸せにする素直で素敵なパワーを持った女の子。ぽっちゃり体型で背が低いというコンプレックスをものともせず、人気テレビ番組「コリー・コリンズ・ショー」のダンサーになることを夢見る。容姿や環境に恵まれた特別な人間だけが許される舞台。そんな状況を見事に打ち破っていくサスセスストーリー。

恋愛、友情というテーマでありながら、物語の軸は人種差別などの世の中に蔓延する「偏見」をなくそうとするもの。ストーリー展開は分かりやすく、シリアスになりがちなテーマを扱っているが、キャッチーな音楽とキレキレなダンス、魅力的なキャラクターたちによってハッピーでハートフルな作品になっている。

60年代のアメリカの街並みやファッションがおしゃれだった。歌も踊りも華やかで迫力があって自分も踊り出したくなる。見終わった後は元気になれる作品。