ただのミュージカルコメディーじゃなく人種差別や偏見等がテーマ。
主人公は人前で踊ることを夢見ているおデブちゃん・トレーシー。
悪口を言われたり意地悪をされたりしても前向きで明るく楽しそうに歌って踊って、自分が信じる道を進む彼女はこの映画に出てくる誰よりも可愛くて誰よりも魅力的!
ジョン・トラボルタが特殊メイクで女装してるミュージカル映画だっていう事前情報しか知らなかったから、コメディーかなと思って他の作品観たさに後回しにして借りてなかったんだけど、観ないで損してた。
ミュージカルは嫌いじゃないけど特別好きな訳でもないので、意外な作品が面白かったっていう経験が無かったらこの映画は借りなかったかも。
ミスターピンキーに貰ったドレスを着たママ、歌詞の通りファビュラス。笑
Hey mama, Welcome to the 60's!
どんな時もトレーシーを応援してくれるパパも最高。ロバのお尻から出てくるタバコケースもブーブークッションのベッドも、ここぞという時の決断力も素敵です。
シーウィードのママもミスターピンキーもコーニー・コリンズも協力的で、リンクもいいやつだった。
多分“The ミュージカル映画”って感じだろうから捻りがないって思う人もいるかもしれないけど、 私は歌とダンスで終始ニコニコして観てたし、笑いどころも沢山あって明るい気持ちになれたし、ほんと観て良かったと思ってる。
チビだとか太ってるとか容姿なんて関係なくて、明るく楽しそうで表情豊かだとこんなにも魅力的なんだな。見習わなきゃ。
サントラも借りる!
2017年:74本目
2019/08/18 3回目レンタル