シゲキテオレマ

24時間4万回の奇跡のシゲキテオレマのレビュー・感想・評価

24時間4万回の奇跡(1999年製作の映画)
4.3
『ありふれた事件』のサイコ野郎、ブノワ・ポールヴールド演ずる横暴な父親が賞品のスポーツカー欲しさに、気弱な息子を無理矢理24時間耐久のドア開閉世界記録に挑ませる異色のホームコメディ。
どうせなら公開時のモノクロ版で見たかったが(DVDはカラー)、カラー版も娘の着ているダウンジャケットの青やバトンガールの制服の赤など、豊かな色彩が堪能できて悪くなかった。
世界記録挑戦の場面。早くも賞品獲った気の父親が奥さんと車に試乗したり、コーチと酒飲んでだべったりしているその後ろで、息子が必死にドアの開け閉めを繰り返してる絵面が可笑しくて仕方ない。
ヘンなだけじゃないなかなかの秀作。何とも忘れがたく愛おしい家族模様でした。