さーやorべりす

デッドマン・ウォーキングのさーやorべりすのレビュー・感想・評価

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)
3.3
最近、和歌山カレー事件?の死刑がおかしいみたいなドキュメンタリーを沢山見て、
なぜこんな証拠がないまま死刑になったのか、警察のメンツなのか、治安が悪いと言われていた近所の人たちの偽証言のせいなのかとか息子さんのとか色々見てて周りの人と話しててそのはやしますみ死刑囚も裁判をやり直してほしいと訴えている息子さんも「死刑制度反対ではない」「本当に死刑に値する罪がある人は死刑で良い」みたいな、死刑反対運動に言い方悪いけど使われそうな事件の当事者たち自体は反対ではないという。この状況になっても、だ。
それで色々調べてたらこの作品にたどり着いた。
これは逆に冤罪とかではないけど死刑囚も自ら「人を殺してはいけない。自分もだけどこういうやり方で死刑を執行する政府もな!」みたいなまとめ方の話。
この死刑囚の家族も冷たい。
そんな真逆の軸のストーリーでした。

結局のところ死刑の良い悪いは未だに私には難しい。
冤罪があったとき取り返しがつかないとか言うけど日本だと結局死刑囚が亡くなってるのが病気とかで刑務所の中で亡くなってるからなぁ&無期懲役は出てこれるということがあるから…。
海外だと違うんだろうけど(死刑のない国で300年の刑とかは日本の無期懲役と違う終身刑だろうし)。
だからこそよくわからない。
難しい話だし、
信仰心がない私だけど(映画でシスター目線でもあるので宗教的な会話、セリフがある)
なんともいえん気持ちで終わるのです。