きらきら

ツレがうつになりまして。のきらきらのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
4.1
「ツレはこれからも、この【宇宙風邪】と付き合い続けるのかもしれない。
でも、どんな夜も明けない夜はない。たとえ、明けた空が曇りだとしても、夜よりはずっと明るいのだから。」
【宇宙風邪】を経験した人、またはその家族にとって、本当にたくさんの勇気や希望、共感、慰めを得られる素晴らしい作品だった。
割れずに有ることが大切。生きていることが誇り。素敵な言葉たちの連続。胸に温かいものが広がる。
最後の恐縮だが…のところは号泣だった。
この病気になったことを悲観せず、焦らず、でも特別視せず、できることとできないことを見分ける、そんな夫婦の姿にたくさん学ぶものがあった。
宮崎あおいの笑顔に、どんなことがあっても大丈夫と思わせてくれるような力があった。私もそんな風になりたい。
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