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ツレがうつになりまして。のはのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
1.2
鬱病の旦那がやたら感情豊かなのが奇妙すぎる。
泣いたり落ち込んだり日記に感謝や未来の希望を書くことが出来るとか、どこからそのエネルギーが湧いてくるんだ?
鬱病は誤診なのでは?

はっきり言って、感情というものは自然に湧いてくるものではないですよ?
感情が形になるには、きっかけに対して、かなりの精神的燃料が必要になります。
喜怒哀楽すべて道具であって、それを使うための燃料がゼロになるのが鬱病です。
思考が感情に届くのが非常に苦痛なので、その為のエネルギーを遮断してるんです。

健常な状態では全くわからないのですが、泣くところまで悲しみの感情を持っていくのに必要なパワーは、車で例えると時速120キロくらいは出す感覚ですね。
ガソリンゼロの状態のはずの鬱病患者が、どうやってそんなエネルギーを生み出しているのでしょう?
電池切れの人形が動き出すくらいに不自然です。

感情はアプリオリなものではなく、実は選択的な行動です。
自分は遠い過去、鬱病と診断されたときに、どのような状態になるのか、ちゃんと人に説明出来るようにと観察していたので知っているのですよ。
その感覚が分からず鬱病を扱っている作品や自称鬱病患者って、全員鬱病じゃないと思う。


それはさておき、旦那を「ツレ」と呼ぶセンスはどうしても受け付けない🤢
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