ふぁるこんりえ

ツレがうつになりまして。のふぁるこんりえのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
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篤姫のお二人の再共演の作品

篤姫は見ておりませんでしたが、
とても良いとその頃聞き、後を追って、少しだけ見ました。
そのシーンは、愛する旦那さんが亡くなるのに、
側にも入れれず、涙する篤姫の回であり、今でも印象に残っています。

とてもよかったです。
夫婦にしかできないこと、家族にしかできないこと、
たくさんのこと詰まっていました。
お家にいる、イグアナ?と亀もとても可愛かったです。

これは映画だからか、ハッピーエンドにプラスされていることがついてるけど、
はるさんとツレさんの日常のシーンはとてもよかったと思います。
家族にしかできないことがあり、
支えないといけない、支えたい。
でも、はるさんも一人の人間で、抱えきれなくなってしまうこと、
だから、もっと他の人にも頼ること、助けてもらうことなどあったような気がします。

みんな一生懸命生きていると思います。
でも、今の世の中、なんだか厳しすぎませんか?
見えないもの、見えない人に対して批判したりするのは一体だんだろう?
自己主張が歪んできてる、今の世の中。

母が言ってた。平和だから演劇など、娯楽がある。
その中で、便利なものも溢れ、余計なものも増えてる世の中で、
自分を見失わず、ちゃんと自分に合ったものを選択できるようになりたいです。

夫を全力で、ハルさんらしく支える姿を見て、
父と母が重なりました。
もっと、父が母に感謝できるようになればなぁと欲が出てきたり。
でも、それぞれ、いろんな性格。
母もそれを理解しています。

あ~
私はあまちゃんですが、もっと優しい世の中、生きやすい世の中にならないかな?

2018年9月29日