くろねこヤマ子

プライドと偏見のくろねこヤマ子のレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
3.9
17年前のキーラ・ナイトレイの
キュッと横上がりに笑った顔が、
あまりにも可愛すぎて身悶える。

ジェーン・オースティンの
『高慢と偏見』が原作。
いうなれば苦虫男子と強め女子の
すれ違いキュンキュン少女漫画系物語。

近似値を言うならば『いつか晴れた日に』
少し無理するならば『ダウントンアビー』
かなり無理したら『花より男子』
(いやそれは流石に違いすぎ)

コットンドレスとイギリス田園風景、
お屋敷や調度品が好きな人にとっては
最高の眼福。

お母さんのみっともなさは
見るに堪えないけど、
そのお母さんを囲んで娘4人が
だらりーんと過ごす昼下がりの光景が
妙に良かった。
そこから来客!ってなって、
大慌てでその場を取り繕う様も良かった。

深みはないけれど、
漫然と観るには心地よい
まどろみ系作品でした。好き。