NIELSEN堀内

プライドと偏見のNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
4.0
ジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイのタッグは此の作品と「つぐない」「アンナ・カレーニナ」ですが、一番印象深いのは「プライドと偏見」でした。キーラ・ナイトレイのエリザベスはとても理知的で美しく、現代的なヒロイン。ダーシー役のマシュー・マクファディンはBBCドラマのコリン・ファースが素晴らし過ぎて、少し頼り無げな雰囲気でした。

画面作りにかなりリアリティが感じられ、ロケ地に使われたダービシャーやリンカーンシャーには一生に一度は行ってみたいと思いました。階級の違う人たちの生活もしっかりと描写されて居たり。個人的にはヴェールを纏った精緻な彫刻もじっくりと眺めてみたい感じです。朝日をバックに二人の距離が縮まるシーンが見所。
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