おいちゃん

REDLINEのおいちゃんのレビュー・感想・評価

REDLINE(2010年製作の映画)
4.8
史上最高にピーキーな作品が限界と共に10年の時も越えて最高に輝いた。
規格外の爆走宇宙レースが極上爆音上映と異常な相性の良さでないわけがない。

小池監督節全開の画面が約100分。
作中レース並みに最初から最後までフルスロットルの手書きアニメーションの醍醐味がお腹いっぱいになるまで味わえるし、世界観や用語を説明なく叩き込んでノックアウトするインファイト戦法な作風もすごく好き。
ロボワールド筆頭に豪華すぎる声優を集めながらそれに全く負けてないキムタクと蒼井優、浅野忠信が素晴らしい。

終始最高潮のまま走りきって急に終わるのもタイトル通りって感じで綺麗。
かなりコアな人気の作品だが、その後の作品に与えた影響は大きいと感じる事が多い。

クセが強すぎてどう見ても芸能人使って全国展開する内容の映画じゃないんだよなぁ......
当時はどうしてそうなったんだ。
世界七不思議に数えていい。
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