ショコラ

キャット・バルーのショコラのレビュー・感想・評価

キャット・バルー(1965年製作の映画)
3.7
ミュージカル調の異色西部劇。

オープニングから洒落ていて、ワクワクする。

バンジョーを弾きながら陽気に歌う、ストーリーテラーの二人組。(ひとりは何とナット・キング・コール!!)

緊張感のない、のほほ~んとした雰囲気がいい。

じゃじゃ馬のお嬢様、キャサリン・“キャット”・バルーが、父の仇を討つ為、一癖ある男達と立ち上がる。

しかし、悲壮感は皆無で、あくまでコミカル。

敵味方の一人二役を、リー・マーヴィンが好演。

この二人のキャラがそれぞれ個性的で、インパクト有り。

特に、酔っぱらい凄腕ガンマンが盛装(正装?)するシーンに爆笑。

お尋ね者の伯父・甥イケメンコンビや、使用人のあんちゃんも味のあるキャスティング。

ジェーン・フォンダの健康的なお色気と小悪魔ぶりが、画面に溢れている。

予想がつく結末だったが、ほのぼのとした気持ちになった。



 
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