ミュージカル調の異色西部劇。
オープニングから洒落ていて、ワクワクする。
バンジョーを弾きながら陽気に歌う、ストーリーテラーの二人組。(ひとりは何とナット・キング・コール!!)
緊張感のない、のほほ~んとした雰囲気がいい。
じゃじゃ馬のお嬢様、キャサリン・“キャット”・バルーが、父の仇を討つ為、一癖ある男達と立ち上がる。
しかし、悲壮感は皆無で、あくまでコミカル。
敵味方の一人二役を、リー・マーヴィンが好演。
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この二人のキャラがそれぞれ個性的で、インパクト有り。
特に、酔っぱらい凄腕ガンマンが盛装(正装?)するシーンに爆笑。
お尋ね者の伯父・甥イケメンコンビや、使用人のあんちゃんも味のあるキャスティング。
ジェーン・フォンダの健康的なお色気と小悪魔ぶりが、画面に溢れている。
予想がつく結末だったが、ほのぼのとした気持ちになった。