ペコリンゴ

バウンティー・ハンターのペコリンゴのレビュー・感想・評価

バウンティー・ハンター(2010年製作の映画)
3.0
記録。
「どうかしてる」

『エバー・アフター』『最後の恋のはじめ方』のアンディ・テナント監督によるロマコメアクション。

賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)の夫と賞金首の妻という、中々に楽しくなりそうな設定の「元」夫婦が繰り広げるドタバタ劇…なんだけど、んーなんか微っ妙ぉ…!

借金まみれな上に妻に捨てられた恨みを持つ元夫役はジェラルド・バトラー。一石二鳥と言わんばかりにあのギラついた目を輝かせてテンション上がってる姿はちょっと笑える。一方でしつこく追いかけてくる元夫に辟易しなが逃げる元妻はジェニファー・アニストン。この2人1969年生まれの同い年なんですね。

そんなキャストと設定に惹かれ、蓋を開けてみるとテンポもそんな悪くないし、いがみ合い騙し合いも見てて楽し…かった気はするんだけど、なんかこう突き抜けて「面白ぇっ!」てならない。一言で言えば「普通」なんですよね。

ロマコメっていうジャンルに限定すれば、バトラーの方は本作の前年の『男と女の不都合な真実』の方が断然面白いし、アニストンはそれこそもっと面白いのがもっとありそう。共演に魅力を感じなければ敢えてこれを選ぶ必要を感じないですかねぇ。

ま、元夫婦のロマコメなんで結末はお察しの通り。でもアレでいいのか?(笑)