1990年 アメリカ映画
図書館で「90年代のアメリカ映画」という本を読んでいたら、知らないが面白そうな映画があったので、10作品ほどピックアップしてきた。この映画はその内の1本だ。
マーチン・スコセッシ制作で監督はスティーヴン・フリアーズ。知ってる作品に「クイーン」がある。
主演女優リリー・ディロン（女詐欺師）役のアンジェリカ・ヒューストンはこの映画でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。
見覚えはあるが、あまり知らない女優だ。
舞台は現代のロサンゼルス。23歳のロイ（ジョン・キューザック）は一見おとなしそうな好青年だが、実はケチな詐欺師。14歳でロイを生んだリリーは、競馬のノミ屋で働き競馬場を転々としている。ロイの恋人マイラ（アネット・ベニング）は、色気仕掛けを得意とする、これも詐欺師だ。この三人が織りなすドラマ。
サスペンスコメディかと思って観ていたら、とんでもなかった。全く想像してなかった結末で唖然。ドンデン返しではない、ただ唖然。
ダラダラとした展開の前半はつまらなかったが、「唖然」で後半はまあまあ面白かった。前半の失点が大きく平均点3.5以下の3.4と評価した。因みにfilmarksは3.2だからこんなもんだろう。
2022.11.21視聴-515
