情熱と狂乱に満ち溢れた作品。
やはりわたしにはまだ難しかったようだが、思ったよりは楽しめた。
色男であるマルチェロ・マストロヤンニと彼を取り囲む美女の面々が豪華!
その中でも特にアヌーク・エーメが好き。
有名なトレヴィの泉のシーンは、マルチェロにとっての常識とか社会的慣習に対する壁が破られた瞬間を表しているようだった。
快楽に溺れてどんちゃん騒ぎする様子をあまり肯定的に見れないタチだが、それでもそういった場面が美しく見えた。
たしかに長いのだけど、飽きるということは不思議となかった。
あまり理解はできなかったけれど。
ラストシーンが特に印象的だった。カオスな様をああやって締めたのはとても好きだった。
もう少し大人になってからまた観たい。