おらんだ

腐女子彼女。のおらんだのレビュー・感想・評価

腐女子彼女。(2009年製作の映画)
1.3
大学生のヒナタは、バイト先の年上の会社員ヨリコに一目惚れ。告白してOKを貰うも、なんと彼女はBL(ボーイズラブ)をこよなく愛するオタク女子、所謂「腐女子」だった。恋の成就に浮かれるヒナタだったが、彼女のディープな嗜好に対し、次第に戸惑いを覚え始める。

有名ブログを実写映画化。彼女の趣味に翻弄される青年の奮闘を描く。

実在の人物に対して申し訳ないが、ヨリコは完全に嫌いなタイプの人間だ。イライラする。「恋人への理不尽は無条件に許される」と思い込んでるタイプの人は苦手。「度量が小さい」と言われればそれまでだけど。
あと、彼女を「腐女子」のアイコンに据える事で色々美化されてたり、デフォルメされてる点も嫌。途中の声優イベントのシーンで映る姿こそ真理だと思う。因みに、そこに彼氏連れて行くのもどうかと思った。この人、AV女優の握手会に連れて行かれたらどう思うんだろう?

一方、ヒナタの方は「オタクの彼女にとって都合の良い男」にしか見えない。家にグッズが増え、スペースを侵食されたり、趣味に付き合わされても文句一つ言わない(自分に都合良く書いてるだけかもしれないけど)。
個人的には「自分の本棚に彼女の趣味の物置かれる」ってのは「自分の家に生理用品をボックスで常備される」ぐらい嫌なので全く気持が理解できない。なぜ彼は怒らないんだ…?

感心した点は一点。それは、二人の関係をとことんピュアなものとして描いている所。セクシャルな関係を一切見せようとしない。そんな物を見せてもメインの観客層が喜ばない事をしっかり理解しているなと思った。