ゆみな

カメリアのゆみなのレビュー・感想・評価

カメリア(2011年製作の映画)
2.8
オムニバス三部作なんだって。
私はカン・ドンウォン目当てに観ましたよね。それだけだったらもっと点数上がるけど…まあ全体的にはこんな感じで。

まずね、タイのウィシット・サーサナティヤン監督の「IRON PUSSY」は合わなかった。ぜんぜんダメだったぁ。オッサンが女装してるのはなんとか許せたけど、どうして2人が恋に落ちてるか全くわかんないし物語に入り込める訳もなく。あ、タコ食べたくなったな(笑)
日本の行定勲監督の「Kamome」はね、裸足の吉高由里子出てきた時にオチまで全部読めてしまったので…正直ガッカリしたんだけども、それでもラストに泣かされてる自分が居まして。ストーリーだけが全てじゃなくて、やっぱり役者さんの演技や空気感が物凄く大事なんだなぁって思った次第。ソル・ギョングさん素晴らしかった!
韓国のチャン・ジュナン監督の「LOVE FOR SALE」で、やっとこカン・ドンウォンが登場!これ監督がファイの人なので気になってたやつなんだよね~。
簡単に言うと愛を売る話なんですよ。愛の記憶を頭から取り出して売っちゃって、お金持ちがその愛を買って疑似体験するような世界なのね。おばちゃんとカン・ドンウォンのラブシーンとかいうシュールな場面も観れました(笑)カン・ドンウォンは恋人と恋人の記憶を取り戻そうと奔走する青年。めーっちゃカッコいい!ラストまで観るとなんだか切なくなりますけど、意外と好きな世界観だったなぁ。思い出したのはエターナル・サンシャインとか、私の好きなBL漫画のVOIDとかね。愛なんて永遠に続くわけないのに、それでも信じたくなってしまう生き物が人間なんだなぁ。ちょっと記憶ってテーマに翻弄されたので、そんな映画をたくさん観たいと思いました。オススメあったら教えてください。
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